外来種のシロアリの特徴と発生要因を特定してシロアリ対策

日本のシロアリだけじゃない!家具に紛れ込む外来種のシロアリ 日本のシロアリだけじゃない!家具に紛れ込む外来種のシロアリ

被害が拡大している外来種のシロアリとは

最近では関東以西のエリアにも被害が増えてきた外来種のシロアリ被害。セオリー通りのシロアリ対策ができないこともあり、シロアリ対策において業者も専門的な技術が求められます。さて、この外来種の特徴を見てシロアリ対策を考えましょう。

外来種のシロアリの特徴

どんな格好をしているんですか?
アメリカカンザイシロアリの働きアリは、乳白色で日本固有種のシロアリと比べると大きく、頭・胸・腹にほぼくびれがなく、ずんぐりとした体形をしています。口先・顎は茶色いのが特徴です。羽アリは、一般的なシロアリと同様、同じ大きさの4枚の羽を持ちます。体は一回り大きく、まっすぐのびた触角があります。羽アリの色は、頭と胸の前部分は茶色、後胸と腹は光沢がある黒色です。羽アリの時期は動きが敏速で、大量発生している場合、驚きを隠せない場合がほとんどです。
どうやって日本に来たの?
アメリカカンザイシロアリは外来種です。文字通り、日本には生息しなかった種類のシロアリです。過去にカントリーブームやアンティークブームが巻き起こり、日本に輸入された木製家具に潜んでいたという説が有力です。アメリカと日本の気候はかなり異なりますが、高気密住宅が増えているため、条件が合えば、アメリカカンザイシロアリは繁殖しコロニーを形成し始めます。更に、アメリカカンザイシロアリは飛翔によって新しい巣作りを行うため、被害の拡大が広範囲に及ぶことでも知られています。

外来種のシロアリによる被害状況

外来種のシロアリによる被害はどういったものなのでしょうか。実際に被害に遭われた方の状況と実際に行なったシロアリ対策を見てみましょう。

実際の被害例

購入した輸入家具には要注意です(30代/女性)

輸入家具を購入するときには、隅々まで当該家具をチェックしてくださいね。家具に小さな穴があいている場合や、引き出しの隅に俵型の小さなつぶつぶが溜まっている場合は要注意です。これらの状態を確認した時は、シロアリが潜んでいる可能性があります。買ってはいけない商品として検討リストから外すことがシロアリ対策になります。

自宅に侵入されたら被害は拡大します(30代/女性)

たとえ、穴や糞等の異常が認められなくてもシロアリは輸入ソファやベッドの中に潜んでいるかもしれません。輸入家具を購入し家に据え付けてしまうと、住居への被害は免れません。住居へ被害が及んだ場合、驚くほど強い生命力でネズミ算式に増えていきますので、完全な駆除を求めるなら数年間の時間を要します。輸入家具の購入時にシロアリ対策ができるようにしておくことがポイントですよ。

鉄骨住宅でも被害が確認されています(40代/男性)

外来種のシロアリの被害が多い地域では、鉄骨住宅にも被害が及びます。隣接した木造住宅の被害が移転したものと思われます。窓枠のパッキンやコーキング剤が劣化しているとそこがシロアリの侵入路になるようです。乾燥した場所でもわずかな水分で生き延びることができる種類のシロアリとのことで、鉄骨住宅への侵入には驚きました。

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