外来種と日本のシロアリの違いと効果的なシロアリ対策法

日本のシロアリだけじゃない!家具に紛れ込む外来種のシロアリ 日本のシロアリだけじゃない!家具に紛れ込む外来種のシロアリ

外来種のシロアリと日本のシロアリの違い

シロアリ被害

外来種のシロアリには、日本固有種と大きく異なる点があります。この生態の違いによって、シロアリ対策が困難を極めるものとなっています。では、外来種のシロアリと日本にいるシロアリとでは、どのような違いがあるのでしょうか。掘り下げていきましょう。

外来種のシロアリ対策が難しい原因

空から侵入する
外来種のシロアリの場合、分巣の際に飛翔し空から民家へ侵入する生態があります。在来種のように土中に巣を作り、隣家へ侵入するということはありません。こういった理由から、在来種と同じシロアリ対策を施すことができず巣の根絶が難しくなるとされているのです。アメリカカンザイシロアリの場合、一年を通じていつでも羽アリの分巣があります。生息域に家屋を持っている場合、いつでもシロアリの被害が訪れることを意識して対策を講じることが大切です。
湿気がなくても生息できる
在来種のシロアリは、湿度・水がなければ生きていけません。そのため、水回りがある場所の床下や、朽木、土中といった、水の供給が受けられる場所に巣を作る傾向があります。ただし、アメリカカンザイシロアリなど外来種のシロアリは水を必要とせず、わずかな水分があれば生息することができます。名前にあるカンザイとは「乾材」から来ています。このような理由から、外来種のシロアリは住むところを限定しません。どんな場所でもコロニーを拡大させることが可能です。

外来種のシロアリ対策では予防が何より重要

アメリカで行なわれている予防法

ホウ素系薬剤で予防することが主流です(30代/男性)

外来種に対するシロアリ対策を施す場合、予防処理を行なうことが一般的です。ただし家全体の予防対策を施すとかなりの薬剤が必要になり生態系への影響が懸念されます。侵入されてしまった後の駆除の場合、外来種のシロアリに対してはホウ素系薬剤を用いることが主流です。ホウ素系薬剤は無機物で自然分解されることはありません。残留させることができ、その期間は半永久的に効果をもたらします。ただし潮解性があり、水に溶けだせば環境に影響が及ぶこともあるため、使用が限られています。

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